ニュース 電子 作成日:2012年7月16日_記事番号:T00038271
低価格ノートパソコン(ネットブック)の今年の市場規模は2,000万台以下に落ち込むと予想されており、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)が市場を食い合っているが、今年下半期以降は、米マイクロソフト(MS)の次世代基本ソフト(OS)である「ウィンドウズ8(Windows 8)」の導入がコスト上昇要因となり、市場の先行きは不透明となっている。
16日付蘋果日報は、ウィンドウズ8のスペックが大幅に向上した結果、同OS搭載機種の部品コストが大幅に上昇し、ネットブックは市場での優位性を失うと指摘した。
原因は▽ウィンドウズ8でスターター版OSが発売されないこと▽ディスプレイの解像度が1,366×768ピクセルに精細化すること▽インテルのAtomプロセッサーがウィンドウズ8の「ダイレクトX11」規格に対応しないこと──などだ。
市場関係者は「解決方法はあるが、ネットブックのコスト上昇は避けられず、低価格のタブレット端末にも押され、来年にはネットブックの生存空間は狭まる」と予測した。
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