ニュース 電子 作成日:2012年7月16日_記事番号:T00038275
液晶パネル大手の友達光電(AUO)、東芝、LGディスプレイの3社がこのほど、米国市場での液晶パネル価格をめぐる国際カルテルに関連し、消費者が損害賠償を求めた集団訴訟に敗れ、総額5億4,350万米ドルの賠償金を支払うことで原告と和解したことを受け、AUOが支払う和解金が1億7,000万米ドルであることが分かった。14日付蘋果日報がトムソン・ロイターの報道として伝えた。
残る2社が支払う和解金は、LGDが3億8,000万米ドル、東芝が2,100万米ドルとなっている。
これについてAUO幹部は、「和解は裁判所の認可が必要で、金額に関してはコメントできない。まだ裁判所の正式な文書は受け取っていない」とコメントした。
市場関係者は「和解金の金額はそれほど多くなく、AUOは訴訟準備金の積み立てで対応できるため、財務上大きな圧力にはならない。AUOは今年上半期も前年に続き赤字だが、商品構造の調整を図っており、下半期には黒字を回復するのではないか」との見方を示した。
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