ニュース 金融 作成日:2012年7月17日_記事番号:T00038285
中国の大手銀行、交通銀行は16日、台北支店を開設した。中台間の金融市場開放に伴い、中国の銀行が台湾に支店を開設するのは、中国銀行が先月22日に台北支店を設けたのに続き2行目となる。17日付経済日報が伝えた。
銭副行長(左)は「両岸(中台)の市民、企業に幅広い金融サービスを提供したい」と抱負を述べた(16日=中央社)
交通銀の銭文揮副行長は「資金が足りないことはない。ただ舞台が足りないことを恐れている」とあいさつし、台湾側に一層の規制緩和を求めた。
背景には、金融監督管理委員会(金管会)の規定により、中国資本の銀行は、個人顧客から300万台湾元(約790万円)以上の大口預金しか受け入れることができず、市場参入に制限が存在することがある。このため、交通銀は当面、法人向け金融が主力業務となる見通しだ。
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