ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月17日_記事番号:T00038287
ニールセンの最新調査によると、上半期の午後8~11時台における台湾ドラマの平均視聴率が韓国ドラマ、中国ドラマをやや上回った。テレビドラマの監督を務める馮凱氏によると、台湾のドラマは脚本の幅が広く、軽妙な作風のものが多いため、不景気下で娯楽を楽しみたいという消費者心理に合致したという。17日付工商時報が報じた。
台湾、韓国ともトレンディドラマを主流とする中、台湾のドラマ専門チャンネル各局は台湾ドラマの人気定着および海外進出を図るため、韓国アイドルの起用、日中のテレビ局と提携など、さまざまな「抗韓」策を打ち出している。このうち三立電視は、現在放送中のドラマ『愛上巧克力』(ti amo chocolate)の放映権を韓国のiMBCテレビに販売することに初めて成功した。
行政院文化部の資料によると、台湾ドラマの昨年度輸出額は約12億台湾元(約32億円)で、このうちトレンディドラマは15カ国へ、メロドラマはシンガポールやマレーシアへ輸出した。また文化部は現在、台湾映画、テレビおよび音楽販売のための国際ネットワークの構築を計画している。
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