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懐特生技の新薬「血宝」、米でオーファンドラッグ認定


ニュース 医薬 作成日:2012年7月17日_記事番号:T00038288

懐特生技の新薬「血宝」、米でオーファンドラッグ認定

 製薬の懐特生技新薬(ファイトヘルス)は16日、末期がん患者の倦怠(けんたい)感を緩和する注射液「血宝」が米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)認定を受けたことを明らかにした。17日付経済日報が伝えた。

 オーファンドラッグとは、難病治療で必要性が高いにもかかわらず、患者数が少ないため採算の取れない医薬品を指す。認定されると税制優遇や審査のスピード化などの特例措置が受けられる。

 血宝は末期がん患者の倦怠感緩和だけでなく、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)にも効果が認められており、オーファンドラッグ認定により、速やかな審査が実施される見通しだ。

 同社は欧米、日本市場でライセンス付与を行い、2年以内に発売を見込んでいる。証券業界は、血宝の発売後、懐特生技の業績が徐々に回復し、赤字から脱却できると予測している。