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ステンレス大手2社、中韓製品にダンピング調査請求


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年7月17日_記事番号:T00038295

ステンレス大手2社、中韓製品にダンピング調査請求

 ステンレス大手、唐栄鉄工廠は16日、同業の燁聯鋼鉄(YUSCO)とともに、中国、韓国、ベトナム、タイの4カ国から輸入されている300系、400系の冷延製品にダンピング(不当廉売)の疑いがあるとして、財政部に調査、反ダンピング税の課徴を請求したと明らかにした。17日付工商時報などが伝えた。

 業界関係者によると、冷延製品の1~5月輸入量は中国からが約2万5,000トン、韓国からが約2万7,700万トンで、今年に入り増え続けている。価格は台湾域内製品より1トン当たり150~200米ドル安く、台湾のステンレス業界の利益を損なっているという。