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華映、シトロニクスへの投資を計画か 


ニュース 電子 作成日:2007年11月19日_記事番号:T00003830

華映、シトロニクスへの投資を計画か 

 
 中華映管(CPT)の事業展開が活発になっている。先ごろ凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)への第3世代液晶パネル工場売却のニュースが報じられたばかりだが、今度は来年および再来年の液晶駆動ICの調達先確保のため、セキ創電子(シトロニクス・テクノロジー、セキは石へんに夕)に投資を行うという観測が流れている。これに対し巫俊毅華映副総経理は18日、「上下流の統合を進めており、いかなる相手との提携も可能性がある」と否定しなかった。

 華映は第3四半期の業績説明会で、2008年に中小型パネルの出荷量を今年の6,080万枚から75%増の1億600万枚にまで引き上げることを目標として掲げた。これにより駆動ICの需要が大幅に増えるため、近く駆動ICへの布石を行うとみられていた。

 セキ創は、今年第1四半期より華映を主な顧客として大型液晶駆動ICの出荷量を徐々に拡大し、今年の出荷量は昨年の10倍近い2,800万個に達するとみられている。19日付工商時報が報じた。