ニュース 電子 作成日:2012年7月17日_記事番号:T00038302
JPモルガン証券は16日、6月の中国向けスマートフォン用チップ出荷は合計7,500万〜8,000万個で、そのうち聯発科技(メディアテック)が800万個を占めて初めてクアルコムを上回ったと指摘した。中国で今後「500人民元(約6,200円)スマートフォン時代」が到来すれば、メディアテックはさらなる恩恵を受ける見通しだ。17日付工商時報などが報じた。
ただJPモルガンによると、第2世代(2G)機能フォン(フィーチャーフォン)用チップで起きた激しい価格競争がスマートフォンチップでも再現される可能性が高く、特にミドル・ローエンドチップ価格は6米ドルまで下落しており、チップサプライヤーの利益に悪影響が懸念されているという。
なおメディアテックの第2四半期連結売上高は前期比19%増の234億3,800万台湾元(約620億円)となり、同期利益は25億元を超えたと証券会社はみている。
下半期はスマートフォン用チップの出荷が引き続き増える見通しで、売上高も第3四半期は前期比10%増が見込まれるほか、年末にタッチパネルICを統合した3G携帯電話用クアッドコアの「キラーチップ」投入を計画していることから第4四半期もさらに成長すると予想される。
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