ニュース その他分野 作成日:2012年7月18日_記事番号:T00038311
陳冲行政院長は17日、中華民国全国中小企業総会の40周年大会に出席し、ドイツをモデルとしながら、創造性、技術力、競争力を備えた「中堅企業」を育成していく方針を強調した。18日付工商時報が伝えた。
陳行政院長は、中小企業は国を支える柱であり、多くの雇用機会を提供する存在だと位置づけた上で、中小企業の水準を超えるものの、上場企業には至らない「中堅企業」の育成を重視していく考えを示した。
陳行政院長はドイツの中小企業を例に、「中堅企業とは創造性、技術力、世界的な競争力を備えており、現在台湾政府が中小企業発展の次の一歩、将来性を探る上でのキーワードになっている」と指摘した。
その上で、ドイツの中堅企業は小規模ながら、すき間市場に製品を投入し、創造性や競争力で優れ、世界的なブランドを生んでいると指摘。それに対し、台湾の伝統的産業は、生産工程は優れているものの、マーケティングなどに不足な面があるとした。また、知的財産権、特許などにも注意を払う必要があるとした。
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