ニュース 運輸 作成日:2012年7月18日_記事番号:T00038314
遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は17日、予告なしに全従業員600人の約3%に当たる機体整備士17名を解雇または退職させた。18日付自由時報が報じた。
同社の説明によると、退職・解雇は機体整備部門の年齢構成が理由で、17人のうち11人が60歳以上だと説明。同部門の10%が削減されたことになるが、既に22人を採用し、うち5人は資格保持者で業務に支障はないと強調した。
ただ、事態を重く見た交通部民用航空局(民航局)は同日夜、特别チームを編成して調査に乗り出すことを決めた。特别チームは機体整備部門の組織機能や専門能力を中心に、新規採用者の能力が離職した人員を補えるかどうかを重点とする。
規定違反などがあった場合は、改善要求が出され、期限内に改善できなければ業務の一部停止が命じられる。同局の職員は、一部でも業務が停止すれば運航を停止せざるを得ない便が出るとみている。
遠東航空は、経営破綻で約3年間運航を休止していたが、2011年4月に再開した。
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