ニュース 電子 作成日:2012年7月18日_記事番号:T00038330
18日付経済日報によると、液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)はこのほど、華碩電脳(ASUS)から、世界で初めて前後両面にディスプレイを搭載したノートPC「太極(TAICHI)」向けカバーガラス一体型(OGS)タッチパネル(11.6および13.3インチ)、さらにアマゾン・ドット・コムのタブレット型PC「キンドル・ファイア」第2世代製品向け7インチパネルを受注した。同社が独自開発した39、50インチの液晶テレビ用パネルも出荷好調が続いていることから、今年は中・大型パネル両市場で好業績が期待できそうだ。
サプライヤーによると、「太極」向けOGSタッチパネルの出荷枚数は合計で月間100万枚に上るとみられる。両サイズのパネルは粗利益率が高い上、年末は需要期で出荷増が期待できることから、増益が見込めそうだ。また「キンドル・ファイア」向けパネル出荷は数百万枚に上ると観測されている。
一方、39、50インチのテレビ用パネルも粗利益率が高く、また同サイズにはライバルがいないことなどから、第3四半期の業績拡大をけん引するとみられる。
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