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3D印刷技術、工研院主導で研究成果


ニュース 電子 作成日:2012年7月19日_記事番号:T00038349

3D印刷技術、工研院主導で研究成果

 工業技術研究院(工研院)が主導する「レーザー積層製造産業クラスター」では、企業間連携により、3D印刷技術の開発が続々と成果を上げている。19日付工商時報が伝えた。

 レーザー積層製造産業クラスターは、台湾南部での「レーザーバレー構想」に基づき構築された初のクラスターで、工研院は今年初め、台湾で初の金属レーザー積層実験室を開設し、メーカーの金型、医療機材などの製造を支援している。

 工研院は18日、同クラスターの大会で、3D印刷技術によって成形したバイオリンの演奏を披露した。このほか、会場では医療器具、金型などさまざまな分野で3D印刷技術を生かした製品が展示された。

 工研院の担当者は「積層製造技術は新たな生産革命だ。レーザー積層製造技術は積層堆積製法を採用し、プラスチック素材だけでなく金属素材へと、プロトタイプから実際の製品へと応用範囲を広げている」と説明した。