ニュース 電子 作成日:2012年7月19日_記事番号:T00038351
19日付蘋果日報がサプライヤーなどの話を基に伝えたところによると、7月中に発売されるとみられていたアップルの超薄型軽量ノートパソコン「MacBook Pro」の13インチモデル新製品は、いまだ量産に入っておらず、発売が8月にずれ込む可能性が出てきた。これを受け、生産を請け負う広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や可成科技(キャッチャー・テクノロジー)は、第3四半期業績に影響が出そうだ。
蘋果日報によると、アップルは13インチ「MacBook Pro」の発売延期に伴い、第3四半期のノートPC生産発注台数を従来予定の600万台から500万台に下方修正する可能性を指摘されている。また、アップル内部では今年通年のノートPC出荷台数目標を1,800万台としているが、市場では前年比2~3割増の1,600万~1,700万台にとどまる恐れがあると観測されている。
証券会社は、クアンタは「MacBook」の組み立ての9割以上を受注しており、発売が延期されれば影響は大きいとした。また、同製品への筐体(きょうたい)供給が売上高全体の約3割を占めるキャッチャーについても、第3四半期売上高が前期比約10%増にとどまると予測した。
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