ニュース 電子 作成日:2012年7月19日_記事番号:T00038353
19日付電子時報は複数の日本メディアの報道を基に、シャープの大型液晶パネル生産拠点、堺工場(堺市)を運営する堺ディスプレイプロダクト(SDP、シャープディスプレイプロダクトから改称)の非常勤取締役に、先ごろ同社への46.48%出資を完了した鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長が主導する投資会社、SIOインターナショナル・ホールディングス側の3人が就任したと伝えた。
同時にシャープ側からも3人が取締役に就任しており、市場ではシャープと鴻海による「共同経営時代」に入ったとみられている。
SIOは対外的な発表を行っていないが、非常勤取締役の1席には郭台銘氏が就任したとみられる。また鴻海は「当グループは既にSDPの日常的な運営に関与しており、いかにして生産効率を上げるかについて努力している」とコメントした。
堺工場は世界で唯一の第10世代工場だが、稼働率はこれまで50%以下にとどまっていた。しかし、同工場で生産したパネルの鴻海への供給を今期から開始することで、稼働率を90%まで高めたい考えとされる。なおシャープは、来年第1四半期には鴻海向け出荷が堺工場の生産能力の50%を埋めると期待しているという。
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