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ハンスター、ネクサス7にパネル供給か【表】


ニュース 電子 作成日:2012年7月19日_記事番号:T00038356

ハンスター、ネクサス7にパネル供給か【表】

 19日付蘋果日報によると、グーグルと華碩電脳(ASUS)が共同開発した低価格タブレット型パソコン「ネクサス7」の販売好調を受け、液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)が8月から同製品にパネルの供給を開始するとの観測が出ている。これについてハンスターはコメントを出していない。

 「ネクサス7」は13日の米国発売以降、既に60万台を売り上げており、通年出荷台数は300万~400万台に達するとみられている。同製品に搭載される広視野角(FFS)パネルは現在、電子ペーパー大手、元太科技工業(イーインクホールディングス)傘下の韓国ハイディスと中華映管(CPT)が共同で供給している。

 証券会社によると、「ネクサス7」のパネル調達全体に占めるハンスターの出荷比率は当初20~40%になると予測される。しかし、市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの張小彪・副総経理は、現時点で中華映管の生産能力で十分に対応でき、ハンスターが8月に出荷する可能性は低いと指摘。早くてもクリスマスシーズン向けに発注が始まる9月になるとの見方を示した。