ニュース 電子 作成日:2012年7月19日_記事番号:T00038357
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が18日発表した第2四半期の純損失は66億9,200万台湾元(約175億円)で、前期比で36%の大幅減少となった。粗利益率はマイナス69%からマイナス31%へと上昇。1株当たり損失は0.45元だった。また、上半期の純損失は170億8,400万元となった。19日付工商時報などが報じた。
華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の第2四半期の純損失は、前期比33%減の29億7,700万元、粗利益率は第1四半期のマイナス47%からマイナス27%へと改善した。上半期の純損失は74億2,900万元だった。
純損失の大幅減少について両社は、製品価格の上昇、比較的単価の高いニッチ型製品の出荷増、および製造工程微細化のコスト縮小を要因に挙げた。第3四半期の見通しについては、需要期にふさわしい需要がみられないため第2四半期から横ばいになると予測。ただ、ニッチ製品の出荷拡大や30ナノメートル製造プロセスによるコスト縮小で、純損失をさらに削減できるとみている。
なお、両社の第2四半期の純損失は合計96億6,900万元で、過去7四半期で最低となった。
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