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呂副総統の特別費裁判開廷、「行政慣例」と無罪主張


ニュース 政治 作成日:2007年11月20日_記事番号:T00003836

呂副総統の特別費裁判開廷、「行政慣例」と無罪主張

 
 呂秀蓮副総統が職務に与えられる特別費563万台湾元(約1,900万円)を横領したとして汚職や文書偽造罪で起訴された裁判で、19日台北地方法院で最初の審理が行われ、呂副総統は「特別費は行政慣例であり、犯罪という認識はできない。起訴内容も事実と異なっている」と無罪を主張した。

 起訴状によると、呂副総統は2000年12月から06年5月までの間、副総統事務室の職員やボディーガードらに計1,005枚の他人の領収書を集めさせ、特別費約563万元を詐取したとされている。

 しかし呂副総統は同日の審理で「犯罪には該当しない。部下は特別費の処理方法を知らず、私も『規定通りに処理せよ』と指示しただけだ」と主張した。また、事件となったのは検察が意図的な捜査を行ったためであるとして、司法、立法、行政の各機関が協力して早期解決に当たることを希望すると語った。