ニュース 社会 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038361
台北市でレインコート姿の男が銀行強盗を繰り返した事件で、5月に逮捕された王淵被告(48)は、逮捕当時はふてぶてしい態度を示していたが、恋人の林香蘭被告(35)がマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで拘束されそうと知るや態度を一変させ、3件の強盗を認めた。しかし、このほど林被告の保釈が認められると、再び供述を翻し、3件のうち警備員の1人が死亡した合作金庫銀行強盗事件について犯行を否認した。20日付中国時報が報じた。
捜査チームによると、王被告は「強面(こわもて)」の外見とは裏腹に情にもろい一面を持ち、当初恋人に罪が及ばないよう、自ら進んで犯行を認めた。しかし、それでも林被告が拘束されたと知ると王被告は感情を爆発させたという。
林被告の保釈後、再び供述を翻したことについて検察は、合作銀の事件は故意による殺人という重罪のため、自身と林被告の罪を軽くしたいがための行動だと指摘している。
なお両被告を19日に起訴した検察は、3件とも王被告の犯行だと主張しており、審理中に罪を認め、遺族と和解すれば、無期懲役を求刑するが、否認を続けた場合は極刑を求める考えを示している。
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