ニュース 社会 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038362
「林益世事件」の追跡報道を展開する有力週刊誌「壱週刊」が最新号で、呉敦義副総統の蔡令怡夫人が今月11日、事件のキーパーソンの1人で、呉副総統の「友人」とされる呉門忠氏に電話をかけたなどと報じたことについて、呉副総統は19日夜、「報道内容は事実と異なり、次の号で釈明と謝罪を行わなければ、壱週刊を告訴する」と反論した。20日付蘋果日報が伝えた。
壱週刊は呉門忠氏が18日夜、贈賄側のスクラップ業経営者、陳啓祥氏から、1,000万台湾元(約2,600万円)を受け取ったことを認めたとも報じた。
呉門忠氏は陳啓祥氏の義父に当たる人物で、呉副総統と親交があるとされる。
壱週刊の裴偉社長は「報道内容は記者の取材に基づくものだ」として、呉副総統の要求には応じないことを表明した。
一方、事件を捜査している検察当局の報道官は「単純に紹介を依頼するのに1,000万元を受け取るのは尋常ではない」とし、呉門忠氏への資金の流れについいて調べることもあり得ると説明したが、現時点で呉副総統夫妻から事情を聴く考えはないとした。
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