ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

永豊餘造紙、揚州工場拡張で増産開始へ


ニュース その他製造 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038369

永豊餘造紙、揚州工場拡張で増産開始へ

 製紙大手の永豊餘造紙は、中国江蘇省の揚州工場拡張により、生産能力が4万5,000トン増加する見通しだ。生産量と販売量の伸びにより、同社は中台の家庭用紙事業で年商100億台湾元(約260億円)の達成を目指す。

 揚州工場に完成するのは、トイレットペーパーを生産する5、6号製紙機。同社は増産を契機に華東市場でトイレットペーパーなど家庭用紙の販路拡大を目指す。

 同社の家庭用紙生産量は、台湾が年7万トン、中国が5万9,000トンだが、揚州工場5、6号製紙機の完成で、中国での生産量は10万4,000トンとなり、台湾を上回る。

 同社はこのほか、江蘇省昆山市と北京市に工場を持ち、上海と華北で「五月花」ブランドのトイレットペーパーを販売している。上海地区では現在、30〜40%のシェアを獲得したが、北京・華北地区では市場開拓段階で、販売は原紙主体となっている。