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世貿二館の地上権落札、南山人寿が「新ランドマークに」【表】


ニュース 建設 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038371

世貿二館の地上権落札、南山人寿が「新ランドマークに」【表】

 台北101に近い旧台北世界貿易センター展示場2館(台北世貿二館)の地上権入札で、台北市政府は19日、南山人寿保険が268億8,800万台湾元(約700億円)で落札者に決まったと発表した。20日付中国時報が伝えた。

 南山人寿が国泰人寿保険との一騎打ちを演じた今回の入札は、地上権落札価格が台北101ビル(206億8,900万元)を上回り、台湾の地上権入札としては過去最高額となった。

 南山人寿はプロジェクトを「南山広場」と名付け、オフィスビル2棟(36階建て、26階建て)と商業施設の建設を計画している。延べ床面積は約6万坪で、内訳はオフィスが3万2,000坪、商業施設と駐車場がそれぞれ1万2,000坪となる。投資額は地上権取得代金に建設費約150億元を加え、総額400億〜500億元が見込まれる。来年3月に地上権を取得し、来年下半期に着工。工期は2年11カ月を見込む。

 南山人寿の杜英宗董事長は「南山広場はニューヨークのタイムズスクエアのような新たなランドマークになる」と述べた。