ニュース 機械 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038372
声宝(サンポ)傘下の空調用コンプレッサー最大手、瑞智精密はこのほど、シャープ、中国家電大手の海爾集団(ハイアール)からの受注に成功した。両社は日本向けのエアコンに瑞智製のコンプレッサーを搭載した。このほか、米国向けの出荷開始時期も例年の9月から8月に早まった。20日付工商時報が伝えた。
ただ、瑞智幹部は「新規受注分は1~2週間の生産分にとどまっており、フル稼働に達することは考えられない」と説明した。
同社の月次ベースの販売量と売上高は減少傾向にある。背景には中国経済の成長鈍化で民間の消費意欲が低迷していることに加え、中国政府が6月1日に省エネ家電補助政策の細則を発表するまで、中国の家電各社がコンプレッサーの調達を全面ストップしたことも痛手だった。
一方、内需向けでは、東元電機(TECO)、大同(TATUNG)、三洋電機など各社がコンプレッサーの納期を当初の8月中旬から今月下旬に繰り上げた。瑞智は2万~3万台の至急発注に対応できるとしている。
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