ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038374
ステンレス大手、唐栄鉄工廠と燁聯鋼鉄(YUSCO)は7月の受注が好調だ。原料ニッケルの国際相場の底打ち気配から、顧客が在庫補充を進めているためだ。20日付工商時報が報じた。
唐栄鉄工廠は7月の受注量が1万8,000トン近く、前月比で8割近く増えた。特に、景気先行き不透明感からここ数カ月発注を減らして在庫水準を下げた海外の顧客が、熱延・冷延ステンレス価格がさらに下落する余地はなく今が底値と判断し、在庫補充を進めていると指摘した。
一方YUSCOは7月受注が生産能力の8割前後と、6月と同水準を維持している。
鉄鋼アナリストは、現在のニッケル価格1万6,000米ドルが底値水準との認識で、世界経済が好転しさえすれば、ニッケル価格が底を打ち、ステンレス価格も上昇すると予測した。
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