ニュース 家電 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038377
明基電通(BenQ)は19日、大口径F1.8レンズ搭載デジタルカメラ、「G1」を発表した。価格は8,990台湾元(約2万4,000円)。コンパクトデジカメと一眼レフの中間的位置付け、「ブリッジカメラ」カテゴリーの新機種発売で、従来のローエンドブランドからの脱却を図っている。20日付電子時報などが報じた。
BenQは売上高の半分近くをもたらす中国市場でシェア4.7%、7位だ(19日=中央社)
BenQは、ローエンド機種がデジカメ機能搭載のスマートフォンに押され気味で、デジカメ需要が大口径レンズ、高倍率、高画質など高性能機種に移行しつつあると指摘した。同社は今年、ミドル~ハイエンド機種の占める割合を35%(前年15%)に拡大し、ローエンド機種を65%(同85%)に下げる計画だ。これにより、平均販売価格は3,000~4,000元から5,000元に上昇する見通しだ。
BenQは近年、中国、東南アジア、中南米展開の成果が表れている上、市場の成熟に伴い、現地では消費者のミドル~ハイエンド製品の受け入れ度が高まっている。中国では、昨年10月に発売した高倍率ズームのブリッジカメラ、「GH600」と「GH700」が好調で、両機種の今年第1四半期販売は前期比300%成長、第2四半期はさらに20%成長となった。
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