ニュース 電子 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038378
宏碁(エイサー)の王振堂董事長が最近、中国を訪れて現地の通信キャリア幹部と会談し、同社スマートフォンへの支持獲得を図ったとの観測に対しエイサーは19日、これを認めるとともに「当社は大陸(中国)において、パソコンだけでなくスマートフォン市場の開拓にも力を入れており、3年以内に同市場でトップ10、できればトップ5ブランド入りを目指す」とコメントした。20日付電子時報が報じた。
エイサーはスマートフォン事業において、ミドル・ハイエンド製品に集中し、モデル数も大幅に削減する「フォーカス戦略」を進めている。中国においても「低価格は低利益につながり、利益が上がらなければより良いイノベーションが期待できない悪循環に陥る」として、1,500〜3,000人民元(約1万8,500〜3万7,000円)の製品に焦点を絞る方針を示している。
ただ業界関係者は、スマートフォン市場はPC市場に比べて競争が熾烈(しれつ)で、しかも製品サイクルも短く、PC大手ブランドはいずれも苦戦していると指摘。中国PC市場で30%のシェアを持つ聯想集団(レノボ)もスマートフォンでは上位5位に入るのがやっとで、エイサーのトップ10入りは非常に厳しい挑戦となると語った。
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