ニュース 電子 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038381
米金融大手JPモルガン・チェースの張恒・ハイテク産業アナリストは19日、タッチパネル産業の見通しについて、低価格タブレット型パソコン人気や、タッチコントロール機能を強化したマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」が10月に発売されることなどが需要を押し上げ、第4四半期には「供給過多」から「需給逼迫(ひっぱく)」に転ずるとの見方を示した。20日付工商時報が報じた。
張アナリストは、特にカバーガラス一体型(OGS)タッチパネルが産業をけん引し、タッチパネル大手の宸鴻集団(TPKホールディング)が最も恩恵を受けるとの予測を示した。
なお張アナリストは、ウィンドウズ8の価格が高いため、来年のタッチパネル搭載ノートPC浸透率は6%以下にとどまるが、中大型パネル需要に占めるノートPC向けの比率は18%に上り、ウィンドウズ8が値下げされれば「タッチパネルノート」の浸透率はさらに拡大すると予測した。
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