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ジェネシスの昆山新工場、Q3中に量産へ


ニュース 電子 作成日:2012年7月20日_記事番号:T00038382

ジェネシスの昆山新工場、Q3中に量産へ

 発光ダイオード(LED)メーカー、新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)の鍾寛仁董事長はこのほど、中国・江蘇省昆山市と合弁で建設中の工場が第3四半期中に完成し、量産に入るとの予定を明らかにした。同工場への投資総額は約2億米ドルで、出資比率はジェネシスが49%、昆山市が51%。20日付電子時報が報じた。

 鍾董事長によると、昆山工場では主にLEDチップを生産し、ジェネシスが技術提供と生産管理を行い、昆山市政府は政府資源の提供や販路開拓をサポートする。また将来的には2インチのエピタキシャルウエハーも生産する計画で、月産能力は2万~3万枚を見込んでいる。

 鍾董事長は、「2011年の売上高全体に占める大陸(中国)市場の割合が約40%に上った。今後も同市場での事業拡大に力を入れる」と述べ、今後の中台での展開について、「台南工場は技術革新に向けた研究開発(R&D)および中国以外の海外顧客への供給を担い、2015年までに中国市場へのチップ供給はすべて広東省の東莞工場と昆山工場の2カ所から行う」と説明した。