ニュース その他分野 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038389
経済部が20日発表した6月の輸出受注額は前月比0.25%減、前年同月比2.62%減の363億8,000万米ドルで、前年同月比で4カ月連続のマイナス成長となった。主要仕向け先の▽中国(香港を含む)▽米国▽欧州▽東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国▽日本──の5大市場すべてがマイナス成長に陥った。21日付経済日報などが報じた。
ASEAN主要6カ国向けがマイナス成長に転じた5月に5大市場で唯一プラス成長を保った米国向け輸出受注額も6月、世界金融危機の影響から立ち直った2009年10月以降で初となるマイナス成長に転落。前年同期比2.34%減の86億1,000万米ドルとなった。特にスマートフォン受注の減少による情報通信製品の落ち込みが1億1,000万米ドルで最大だった。蔡美娜・経済部副統計長は、比較対象の前年同月が過去最高だったことに加え、欧州債務問題の影響で米国の経済回復が妨げられているためと指摘した。
全体では、製品別で情報通信製品が前年同月比2.01%増の97億5,000万米ドルでプラス成長を維持したが、他は軒並みマイナス成長だった。
上半期の輸出受注額は前年同期比0.91%減の2,127億5,000万米ドルだった。
7月の輸出受注額について蔡副統計長は、前年同月が過去4番目の高水準だったため、マイナス成長が続く可能性が高いが、マイナス幅が5%を超えることはないとの予測を示した。
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