ニュース 農林水産 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038391
昨年3月の東日本大震災および福島第1原子力発電所事故による放射能漏れなどの影響で、日本では福島県を中心に米の供給量が減っているため、台湾中南部からの調達量が既に1,500~2,000トンに達しているもようだ。ジャポニカ米の鑑定師によると、日本の商社などは当初は中国やタイから輸入していたが、価格は台湾産より安いものの品質が期待したほど高くなかったことから、台湾からの調達を増やすようになったという。21日付聯合報伝えた。
日本の商社が調達を決めた台湾産の米は▽花蓮県・台南市・桃園県産の「台梗14号」▽屏東県産の「高雄145号」──など。値段は高雄145号の場合、1トン当たり1,600米ドル。1キログラム当たりでは約48台湾元(約125円)と台湾での販売価格、24~26元の約2倍に上る。
行政院農業委員会(農委会)によると、日本の商社や食品会社は昨年、台湾米440トンの輸入割り当てを取得した。これは2004年10月に台湾産米の日本輸出が再開されて以来、最高という。今年はさらに大幅増となりそうだ。
なお、ネット通販のアマゾンジャパンでは台湾産短粒種の「TN11」が10キロ3,380円と、日本産コシヒカリに比べ大幅な低価格で販売されている。
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