ニュース 建設 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038395
南山人寿保険が旧台北世界貿易センター展示場2館(世貿二館)の地上権を268億8,800万台湾元(約700億円)の高値で落札したことについて、金融監督管理委員会(金管会)は、潤泰集団(ルエンテックス)と製靴大手、宝成国際集団(PCC)の合弁による潤成投資控股が米保険大手AIGグループから南山人寿を買収した際、潤成投資と南山人寿が共同で不動産開発に参入しないことが条件になっていたとして、「もし約束違反があれば、潤成投資による南山人寿への投資認可を取り消すこともあり得る」と警告した。21日付工商時報が伝えた。
金管会は「南山人寿によるすべての不動産開発事業には、(建設部門を持つ)潤泰系列企業とその関係者は参入できない」と強調した。
これについて、南山人寿の杜英宗董事長は「世貿二館の開発は南山人寿が完全に独立して参入するもので、大株主の潤成投資とは関係なく、当初の約束に違反することはない。近く金管会に出向いて説明する」と述べた。
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