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炎洲集団の生産能力、年内に1~2割増強【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038396

炎洲集団の生産能力、年内に1~2割増強【表】

 プラスチック包装材料大手、炎洲の李志賢総裁は22日、目標である「5年内のテープ世界最大手」実現を目指し、同社と傘下のビニールテープ大手、亜洲化学(エーケム・テクノロジー)の両社で、今年末までに生産能力を前年比で1~2割増強すると表明した。23日付経済日報が報じた。

 炎洲の幹部によると、同社は現在、ビニールテープ原料の2軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルムの中台における総月産能力が1万3,000トンで、2010年から約3割増加した。現在はスリーエム(3M)などの顧客の需要に対応するため7本目の生産ラインを建設中で、来年中の量産を目指している。

 亜洲化学は、桃園県の楊梅工場でビニールテープのニッチ製品が第4四半期に量産に入るほか、中国・上海工場でも新設中のポリ塩化ビニル(PVC)テープ生産ライン2本(月産能力・各80万平方メートル)が下半期中に量産となる。またベトナム工場でも、新設中の同80万平方メートルのPVCテープ、および同770万平方メートルのポリプロピレン(OPP)テープの生産ラインが第4四半期に量産に入る予定となっている。