ニュース 石油・化学 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038397
4月初旬の爆発・火災事故で操業を停止していた台湾中油(CPC)第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)ブタジエン工場について、高雄市環境保護局が試験運転の許可を与えたことから、近く操業を再開できる見通しとなった。21日付経済日報が伝えた。
第5ナフサ・ブタジエン工場は火災により配線などの設備に深刻な被害が出たため、検査・修復に2カ月余りかかった。6月下旬に市政府労工局労働検査処に再開を申請していたが、改善計画に問題があるとして差し戻された。その後の再申請し、このほど同処と環境保護局から同意が得られ、きょう(23日)にも再開が可能となっているという。
同工場の停止後、CPCによるブタジエン供給量が大幅に減少したことから、川下の石化メーカーも減産を余儀なくされていた。最近は川上、川下原料ともに相場が上がっており、同プラントが再稼働すれば石化業界には好材料となる。
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