ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038399
中国鋼鉄(CSC)は20日、9月の鉄鋼製品価格を全体で1トン当たり平均1,139台湾元(約2,980円)、率にして5.01%の引き下げを決めた。一部製品は7~8月にさかのぼって引き下げる。21日付工商時報が報じた。
値下げ後の1トン当たり価格は、冷延コイルが2万2,800元のほか、▽熱延コイル、1万9,700元▽溶融亜鉛めっきコイル、2万6,100元▽棒線、2万5,500元▽鋼板、2万3,000元──。
李慶超・CSC執行副総経理は、値下げ後の価格はほぼ生産コストに近く、第3四半期の見通しはかなり厳しいと指摘。投資収益に期待するほか、鋼材の生産率向上、製造工程の改善、低価格原料を使ってのコスト削減などに取り組む必要があるとの見方を示した。
CSCの上半期の税引前利益は19億元。第3四半期の税引前利益は第2四半期を下回るとみられ、第4四半期も鉄鋼市場の不振が続けば、今年は過去18年で最低だった2001年の81億元をも下回る恐れがある。
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