ニュース 電子 作成日:2012年7月23日_記事番号:T00038403
華碩電脳(ASUS)は、グーグルと共同開発した低価格タブレット型パソコン「ネクサス7」が人気となり、第3四半期の出荷台数が200万台に達するとみられることを受けて、タブレットPCの今年通年の目標出荷台数を従来の300万台から500万台に上方修正するとの観測が市場で出ている。21日付工商時報が報じた。
「ネクサス7」は、アップルのタブレットPC「iPad」小型機種(通称「iPad mini」)、アマゾン・ドット・コムのタブレットPC「キンドル・ファイア」に先駆けて発売された。一部のユーザーからは、ディスプレイの一部に明るい個所が生じたり、パネルと筐体(きょうたい)の接着が不十分など、「ネクサス7には瑕疵(かし)がある」との不満の声が上がったが、ASUSは「少数の個別事例であり、出荷には何ら影響を及ぼさない」との見方だ。
ASUSのタブレットPCの出荷台数が拡大すれば、PC組み立ての広達電脳(クアンタ・コンピュータ)や、無線モジュールの海華科技(アズーレウエーブ・テクノロジー)、バッテリーの新普科技(シンプロ・テクノロジー)などのサプライチェーンが恩恵を受けるとみられる。
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