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高級車の中古市場、ぜいたく税導入で拡大


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年7月24日_記事番号:T00038421

高級車の中古市場、ぜいたく税導入で拡大

 昨年6月の「特種貨物・労務税」(ぜいたく税)導入で、課税対象となった300万台湾元(約780万円)以上の高級車の販売が落ち込む中、メルセデス・ベンツ、アウディ、BMWなど高級車メーカーが中古車市場を拡充する動きを見せている。24日付経済日報が伝えた。

 このうち台湾ベンツは、台湾各地16カ所に中古車販売店を設け、中古ベンツの販売を強化している。台湾アウディとBMWも台中、高雄などに中古車販売店を出店した。

 高級車メーカーの系列ディーラーは、直営によるブランドイメージを武器に品質面をアピール。車齢3年以内の「新古車」を中心に攻勢をかけ、既存の中古車ディーラーとの競争が激化している。高級車メーカーは中古車販売を通じ、新規顧客の開拓にも期待をかける。

 台湾ベンツは昨年、中古ベンツを1,200台販売した。近年は毎年60%のペースで販売が伸びており、今年は2,000台の販売を目指す。