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サムスン、下半期は中低価格スマホに注力


ニュース 電子 作成日:2012年7月24日_記事番号:T00038425

サムスン、下半期は中低価格スマホに注力

 サムスン電子は、6月の台湾スマートフォン市場でシェア41.5%の首位を獲得したが、今年下半期は1万台湾元(約2万6,000円)以下のミドル・ローエンド機種の販売に注力し、学生や初めてスマートフォンに買い換える消費者をターゲットにさらなるシェア拡大を図る構えだ。24日付電子時報などが報じた。


Galaxy Ace 2」は、ディスプレイサイズ3.8インチ。800メガヘルツ(MHz)のデュアルプロセッサーを搭載し、作業スピードが向上した(23日=中央社)

 同社は23日、スマートフォンの新機種「Galaxy Ace 2」を台湾で発表した。同機種は、今年2月に販売された「Galaxy Ace」の後継機種で、ミドルエンド機種に属する。娯楽性を主に打ち出し、ミドルエンド機種としては、唯一米国およびロシアの2つの全地球測位システム(GPS)を搭載している。本体価格は8,990元で8月に発売予定だ。

 台湾サムスン行動通訊部の杜偉昱総経理によると、現在同社の台湾市場でのカテゴリー別シェアは▽ハイエンド、約55%▽ミドルエンド、約25%▽ローエンド、約35%──で、すべてのカテゴリーでトップに立っている。杜総経理は、台湾の消費者にはハイエンドの旗艦機種が人気だが、今後はより多くの消費者の需要に応えられるよう、下半期はミドル・ローエンド機種を投入していくと語った。