ニュース 電子 作成日:2012年7月24日_記事番号:T00038432
x86互換プロセッサを手がけるチップセットメーカー、威盛電子(VIAテクノロジーズ)はこのほど、ヒューレット・パッカード(HP)の企業向けシンクライアント(最小限の機能のみを搭載し、ほとんどの処理をサーバ側に集中させた端末)「t510」に、40ナノメートル製造プロセスによるデュアルコアプロセッサー「Eden」が採用された。VIAがHPの企業向け主力シンクライアントにデュアルコアプロセッサーを供給するのは初めてで、受注規模が大きいため、第3四半期の出荷量は前期比で2倍以上に増えると見込まれている。24日付工商時報が報じた。
2年ほど前から組み込みシステム市場に注力するVIAは、クラウドコンピューティングの普及に伴い、デュアルコアプロセッサーのVIA NanoとEdenがデルの小型サーバ向けに受注実績があるほか、今年はデル傘下のWyseからシンクライアント向けの受注を獲得していた。今回のHPからの受注はこれに続くもので、VIAにとって下半期の本業の黒字転換を後押しするとみられている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722