ニュース 運輸 作成日:2012年7月25日_記事番号:T00038441
台北都市交通システム(MRT)淡水線紅樹林駅を起点とし、新北市淡水区のニュータウン「淡海新市鎮」を経由する軽軌鉄道(ライトレール、LRT)建設計画について陳冲行政院長は24日、計画を行政院経済建設委員会(経建会)で審議にかけることに同意した。同日、交通部が行った報告によると、第1期工事として、MRT紅樹林駅から山沿いを進む「緑山線」に海沿いを進む「藍海線」の一部を加えた区間を優先して建設を進める方針だ。25日付工商時報が報じた。
淡海LRT計画は「緑山線」建設に対する財源確保が比較的スムーズに進んでおり、内政部営建署ニュータウン基金が71億台湾元(約180億円)、新北市が64億元、交通部が18億元を捻出する。計画が年内に行政院で閣議決定されれば、早ければ来年着工できる見通しで、予定通り2018年の開通が実現すれば、淡海新市鎮に24万人の人口増をもたらすと見込まれている。
なお「藍海線」の繁華街の「淡水老街」を含むその他区間については、現時点で用地確保の見通しが立っておらず、「緑山線」完成後に計画し、2023年の開通を目指す。
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