ニュース 電子 作成日:2012年7月25日_記事番号:T00038459
東芝が24日、NAND型フラッシュメモリーの3割減産実施を発表したことを受け、台湾の関連メーカー、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)、創見資訊(トランセンド・インフォメーション)などが恩恵を受けるとみられる。25日付経済日報が報じた。
東芝は、供給過剰による価格下落を受け、四日市工場(三重県四日市市)の稼働率を下げ、需求バランスを図る。稼働状況は、今後の市況をみて見直していく。東芝の減産によって、第3四半期の市場全体の供給量は5%減が見込まれ、価格は底を打つとみられる。
野村証券は、東芝の減産で最も恩恵を受けるのはファイソンと分析。2009年に東芝が3割の減産に踏み切った際は、利益率が5%から18%に大幅に上昇したため、今回も期待できるとの見方を示した。
一方、東芝からのパッケージング・テスティング(封止・検査)受注が売上高の15〜20%を占める力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は、受注減によって月間5%の減収に見舞われると証券会社は予測している。
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