ニュース 政治 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038463
野党民進党は25日の中央執行委員会で、対中関係を扱う「中国事務部」を復活させることを決めた。26日付聯合報などが伝えた。
蘇貞昌主席は「世界も中国も変化している。民進党も変わらないわけにはいかない。中国に関する戦略も調整が必要だ」と指摘。中国事務部復活の狙いについて、「中国に誠意を見せ、相互関係を改善するための第一歩だ」と説明した。
民進党の中国事務部は、2007年に游錫堃氏が主席を務めていた時期に廃止され、国際事務部に併合された。
ただ、中国事務部の復活をめぐっては、党内からは民進党の自主性を失いかねないといった反対論もある。
これについて、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅報道官は、「民進党が大陸(中国)への理解を深めようとしていることに関心を持っている」とした上で、「民進党に相互連携の意向がなければ、相互理解もできない」とくぎを刺した。最近は民進党を含む台湾本土派から政界関係者や学識者が中国に招かれるなど、限定的な対中交流も見られるが、民進党の中国事務部が実質的にどのような役割を果たすかは、現時点で不透明だ。
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