ニュース 運輸 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038468
台湾高速鉄路(高鉄)による、苗栗、彰化の新駅設置計画で25日、行政院環境保護署(環保署)が開いた環境影響評価委員会大会で両駅の「環境差異分析報告」が承認された。高鉄はこれを受けて、6月に既に承認を受けた雲林駅を含めた3駅を年内に着工する予定で、2015年7月の供用開始を見込んでいる。26日付聯合報が報じた。
高鉄の駅は現在8カ所で、15年1月に南港駅(台北市南港区)が開業、苗栗、彰化、雲林の3駅を加えて計12駅となる。
駅の増加によって所用時間が長くなる懸念が利用者から指摘されているが、高鉄は、台北〜左営間で板橋、台中にしか停車しない「直達車」の運行は変更せず、始発駅が南港に変更になるだけのため、大きな影響はないとの立場だ。南港〜左営の各駅に停車する場合の所用時間は、約2時間半を見込む。
苗栗、彰化、雲林3駅の建設経費は約75億台湾元(約190億円)を予定している。高鉄はこのほか、日本から4組48両の車両を総額66億元で調達する予定で、来年より引渡しが行われる。
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