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武田薬品など3社、低分子阻害薬でアジア共同臨床


ニュース 医薬 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038473

武田薬品など3社、低分子阻害薬でアジア共同臨床

 武田薬品工業は26日、同社と米バイオ医薬品子会社のミレニアム・ファーマシューティカルズ、武田バイオ開発センターの3社が、低分子阻害薬「AMG 706」のアジア共同臨床第3相試験を開始したと発表した。対象は進行非扁平上皮非小細胞肺がん患者約400人で、日本、台湾、香港、韓国で実施する。

 AMG 706は、血管内皮増殖因子受容体1・2・3、血小板由来増殖因子受容体、および幹細胞因子受容体に対する経口投与の低分子阻害薬。同薬は米アムジェン社が開発し、武田薬品は2008年にライセンス契約を通じて日本での開発・販売権、および海外でのアムジェン社との共同開発・販売権を獲得していた。しかし、このほど同契約を終了し、武田薬品が全世界を対象とした開発・販売権を持つ契約を新たに締結した。