台北市財政局はこのほど、台北市信義開発区Ａ25区画ＢＯＴ（建設、運営、譲渡）計画について、今年末に国際入札募集を行う方針を明らかにした。その後、来年４月に審議が行われ、順調にいけば来年末に契約を締結する。これに先駆け８月に企業誘致の座談会を開催し広く意見を聴取する。26日付聯合報が報じた。
同ＢＯＴ計画は中国資本による投資が初めて認められた公共事業の１つで、注目を集めている。
Ａ25区画は松高路と松勇路の交差点の東北側に位置し、敷地面積は約5,452坪。現在は公営駐車場として使用されている。
台北市政府の構想によると、大型バスが入る駐車場とショッピングセンターや娯楽施設などの商業施設、オフィスビルや国際観光ホテルから成る複合型商業施設として開発が検討されている。
