ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エヴァソルとウエストHD、愛媛の太陽電池合弁工場が稼働


ニュース その他製造 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038476

エヴァソルとウエストHD、愛媛の太陽電池合弁工場が稼働

 太陽電池用シリコンウエハーメーカー、旭晶能源科技(エヴァソル)が、日本の住宅用太陽光パネル販売・施工業者、ウエストホールディングス(本社・広島市、大畑康壽社長)と合弁で愛媛県松山市に設立したした太陽電池モジュールメーカー「E−SOLAR」が25日、生産を開始した。同社工場の年産能力は50メガワット(MW)。今年末に大量生産に入る計画で、日本市場参入に全力を尽くし、生産開始1年で損益均衡を目指す。26日付蘋果日報が報じた。

 エヴァソルの郭彦廷総経理によると、「E−SOLAR」はまずは受託生産を行い、ウエストHDが販売を担当する。また、生産ラインの95%以上を自動化することで生産コストを台湾のモジュール工場と同水準にまで抑制するため、高い競争力を備えると説明した。

 ウエストHDの大畑康寿社長は、新たな太陽光発電システム設置補助政策の実施により、日本の2012年度の太陽電池需要は昨年度の約3倍の3.2ギガワット(GW)が見込め、大きな商機が期待できると述べた。