ニュース 食品 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038477
台北市および新北市の衛生局はこのほど、市民からの通報により検査を行ったところ、輸入業者の見豊貿易が米国、カナダから輸入した「セブンアップ」など缶入り飲料や菜種油の賞味期限を改ざんして百貨店などに出荷していたことが明らかとなった。26日付自由時報が報じた。
台北市衛生局が調査を行った25日も、同じ製造番号でも有効期限が異なる商品が見つかった(25日=中央社)
米国から輸入した缶入り飲料「A&W ルートビア(ダイエット)」、「セブンアップ」「セブンアップ ダイエット」の3種は既に期限が切れているものもあるが、賞味期限を偽装したラベルを重ねて張り付け、大葉高島屋、微風広場(ブリーズセンター)、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)内のスーパーマーケットなどに約8,400本を出荷していた。
このほか見豊貿易がカナダから輸入した菜種油「カプリ」(3リットル入り)658点も、実際の賞味期限は昨年10月20日のところを今年の12月16日に改ざんして出荷していた。
これに対し微風広場、そごうは「問題の商品は既に撤去した」と回答。大葉高島屋はコメントしていない。
捜査当局は25日夜、詐欺および文書偽造の容疑で、見豊貿易の責任者を士林地方検察署に送検した。食品衛生管理法によると、賞味期限の偽装に対する行政罰は4万〜20万台湾元(約10万〜52万円)だ。
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