ニュース 石油・化学 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038478
行政院環境保護署(環保署)・環境影響評価審査委員会は25日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)・第4期拡張計画に関する第7次環境影響差異分析報告を審査し、水添スチレン•ブロック・コポリマー(HSBC)プラント建設を条件付きで認めた。業界では、生産開始は早ければ2015年で、台プラに45億台湾元(約116億円)、川下に150億元の生産額をもたらすと予測されている。26日付経済日報が報じた。
環保署によるとHSBCプラントは既に着工しているが、大気汚染物質および温室効果ガス排出量、用水量について、操業を開始する前に新プラント設置による増加分を上回る削減を実現することが求められる。
審査通過に対し台プラ幹部は「求められる条件を満たすよう全力を尽くす」と語り、今回の投資計画は、プラスチック類製品の生産技術と生産額向上を目指すもので、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が生産するブタジエンを原料とし、米国から輸入するシクロヘキサンを利用して生産を行うと説明した。
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