ニュース 電子 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038485
26日付工商時報によると、宏碁(エイサー)は2013年度のノートパソコンの生産委託に関する見積依頼書(RFQ)を受託メーカーに提示した。今年同様、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が最多の受注を獲得するとみられるものの、受注台数は1,000万~1,100万台と、今年の1,500万台から約500万台減少する。この分の受注は緯創資通(ウィストロン)や和碩聯合科技(ペガトロン)に流れたもようだ。
エイサーは、13年のノートPC出荷目標台数を今年比7%増の約3,000万台に設定しており、2位以下の受注台数は、▽ウィストロン、800万~900万台▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、600万~700万台▽ペガトロン、200万台──と、ウィストロンは15%増、ペガトロンは2倍以上増になる見通しだ。
エイサーがコンパルへの委託台数を減らす背景には、ライバルである聯想集団(レノボ)とコンパルが合弁会社を設立し、関係が緊密化したことがあるようだ。
一方、コンパルは、2010年にはエイサーからの受注が全体の5割を占めていたが、今年は40~45%、来年はレノボとの合弁会社が量産に入ることから、4割以下にまで縮小する見通しだ。
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