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台鉄の東部新特急「プユマ号」、来年春節より運行


ニュース 運輸 作成日:2012年7月27日_記事番号:T00038496

台鉄の東部新特急「プユマ号」、来年春節より運行

 台湾鉄路(台鉄)は26日、東部路線に来年の春節(旧正月)、振り子式の新特急「普悠瑪(プユマ)号」を投入すると発表した。これにより現在最速で4時間半の台北〜台東の所要時間が3時間半に短縮される。27日付自由時報などが報じた。


車体は赤と白を基調とした鮮やかなデザインだ(27日=中央社)

 「プユマ」は台東の先住民族の種族の名称を取って名付けられた。台鉄は計17組136両の車両を106億台湾元(約275億円)で調達し、最初の1組は今年10月に引き渡しが予定されている。全17組が出そろうのは2014年の見通しだ。

 台鉄によると、台北〜台東間では現在、特急「自強号」が137分に1本の割合で運行しているが、プユマ号の全車両投入後は40分に1本となる。座席数は現在の5,200席から平日1万8,000席、休日1万9,000席へと3倍以上に増え、乗車券が入手しにくい現状が大幅に改善する。なお、プユマ号の運転に先立って花蓮〜台東は電化される。