ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月27日_記事番号:T00038499
中国では大都市を中心に店舗賃料、人件費が高騰しており、台湾系の小売業者は出店ペースをスローダウンさせている。
27日付工商時報によると、中国で1,860店舗を展開するベビー・子ども用品の麗嬰房(レ・アンファン)は、2,000店舗の達成時期を昨年から今年に延期したのに加え、今年は出店ペースよりも個別店舗の収益重視に経営方針を転換した。
家具・インテリア販売の特力集団(テストライト)は、上海と北京で「和楽(HOLA)」ブランドで27店舗を展開しているが、1店舗当たりの売り場面積を今年上半期に当初の2,000~3,000坪から1,500~2,000坪に縮小し、残りスペースを再賃貸する形で、賃料コストの削減を図ることを決めた。また、出店先も賃料が安い地方都市をターゲットにし、8月末には南京、12月には天津、成都、重慶に出店する。
一方、26日付工商時報によると、中台で「モスバーガー」を展開する安心食品は、市場環境と中国の法制度の複雑さを理由に、年内に中国で60店舗を達成するとした当初目標を50店舗に下方修正した。
安心食品は中国で福建省、安徽省を中心にモスバーガーを19店舗展開。今年は山東、江西、浙江、江蘇の各省と上海市への進出を計画している。先週には江蘇省無錫市に華東1号店を出店した。
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