ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月27日_記事番号:T00038500
国家通訊伝播委員会(NCC)が旺旺中時媒体集団系のケーブルテレビ(CATV)業者、旺中寬頻による中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ)買収を認める条件として、旺旺中時媒体集団に中天電視(CTI)のニュース専門局「中天新聞台」の経営分離を求めたことについて、旺中寬頻は26日、条件には同意できないとの立場を表明した。27日付聯合報が伝えた。
旺中寬頻の趙育培・董事長特別助理は、「旺旺中時媒体集団はNCCの交換条件には同意せず、中天(新聞台)の売却も中国電視(中視、CTV)の(体制の)変更もない」とした上で、「NCCには中天新聞台の分離や中視の経営計画変更を求める法的権限は与えられていない」と述べ、旺中寬頻による中嘉網路買収には依然不確定要素が残されているとの認識を示した。
これについてNCC関係者は「聞いていない」として、コメントを避けた。
旺中寬頻は27日にもNCCが示した条件に関する意見を回答しなければならず、対応が注目される。
NCCは認可条件として、旺中寬頻に対し、▽中天新聞台との関係を完全に断つ▽中国電視(CTV)系の「中視新聞台」は運営計画を変更し、ニュース専門局ではない形に再編する▽CTVのニュースに独立した編集審査体制を確立する▽旺中寬頻によるニュースチャンネル、経済チャンネル、ショッピングチャンネルの開設禁止──を求めていた。
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